「AMANOホール」で逢いましょう -12ページ目

■16日の「大新年会」

16日の「大新年会」が迫ってまいりました。。出演者はジャズの池田美和子さんとか、元気ソング出前人のみながわじゅんさん、古箏のウリアナさん、それにハーモニカの芝さんといった面々の演奏がメイン。もちろん飛び入りは大歓迎ですので、何かやられている方は楽器持参でいらっしゃってくださいね。

「オープニングコンサート」は非常ににぎやかな感じでしたが、今回はゆったりとした雰囲気になるのではないかと思っております。時間は17時スタート(開場は16:30~)で料金は1500円です。もちろん簡単な軽食や飲み物を用意しております。差し入れも大歓迎です。終了時間は不明ですが、少なくとも21:00頃まではやってると思います。演奏に限らず、地域で何か活動されている方は宣伝も自由ですし、きっと何かの広がりのきっかけになるはずです。どうぞ気楽に足をお運びください。

念のため住所など。●住所/杉並区和田3-31-15パイロットハウス102 ●電話/03-6762-1400 ・ 090-7254-0132(佐藤) ●アクセス/東京メトロ・東高円寺駅から徒歩約6分(「蚕糸の森公園」裏手)

※写真はオープニングコンサートの模様


■東高円寺のグルメスポット「美食工房Sakamaki」

今回は「美食工房Sakamaki」(杉並区和田3-54-7 電話03-3316-3546)を勝手に紹介しちゃいます。この店はかなり以前に何回か行ったことがあるんだけど、お母様と息子さんのお二人でやってらっしゃるお店。もし今は違っているようならゴメンナサイ。息子さんといってもそこそこ年輩の方なんですが、この方はフランス料理店やイタリア料理店を経て、ドイツ料理店の料理長を務めた後に独立。今の店を開いたそうなんです。私はランチの時にしか行ったことないし、特別にグルメっていうわけでもないんだけど、この店はかなり奥が深い店って思わせるものがありました。

一度、食べに行ったとき、食後に『料理の鉄人』の話をしたことは今でも覚えています。3代目の和の鉄人、森本正治氏が(たしかタラバガニ対決)でフレンチ(だったはず)の挑戦者に勝ったときがあったんだけど、その判定に対して非常に不満だった私は、そのことを店で話しちゃったことがあるんですよね。

「味を引き出す和食」と「味をつけるフレンチ」で対決させるのはいいけれど、独創性が足りなかった料理を出した森本氏(もちろん料理が悪いわけではなかった)よりも相手の方がより奥の深い料理に挑戦していた所に審査員が着目しなかった点がすごく腹立たしかったんですが、そんなことをメチャ不満げにシェフ相手に話たんですよね~(><) あとから一人で恥ずかしい思いをしたもんでした。

さて店の話に戻ります。ここの外観はお洒落な洋食屋さんっていう造りなんだけど、そこに場違いのように“力士みそ”だの、“相撲ちゃんこ”だの、“プロレスのポスター”なんかがペタペタと貼られているので、気になっている人も周辺には多いような気がします。“力士みそ”も“相撲ちゃんこ”も食べたことはないんですけど、かなり美味らしいです。たしかご主人が相撲とか女子プロレスが好きだったから、こういったメニューにも挑戦されたはずですが、それも定かではありません。なにせ遠い昔の記憶を掘り起こしているので……。

そばを通るたびに久しぶりに足を運んでみようかなと思いつつ、なかなかお邪魔できないままでいるお店ですが、味の方は保証しますよ。なによりシェフは誠実かつ謙虚に、そして気持ちを込めて料理をされている方でしたし、お母様もお客さんに対して非常に温かく接してくださっていましたから。それは時間が経っても変わっていないはずです。うん、多分。いや、ゼッタイ!


■斎藤寿孝さんが登場

1月23日に予定されている「ウリアナ~古箏&餃子ライブ」さんに斎藤寿孝さんがゲストとして登場することが決まりました。ハーモニカの鉄人と評されている斎藤さんはかなりのグルメで知られており、今回は演奏ではなく「餃子ウンチク話」を聞かせてくださるそうです。もちろんハーモニカの名手として絶大なる人気を誇る斎藤さんですから、ウリアナさんとのコラボレーションもチラリとやってくださることでしょう。斎藤寿孝さんをご存じない方は「テイチク」さんのプロフィール欄等をご覧になってくださいね☆

※写真は『斎藤寿孝ハーモニカ・イリュージョン(6) 純愛のハーモニカ ~最初から今まで(冬のソナタ)~』(2004.10.21/TECD-30509/\3,000(税込)/アルバムCD

■打ち合わせ

8日は夜から佐藤さん、芝さんと打ち合わせ。16日の新年会、23日のウリアナさんのライブなどがメイン。私はパソコンのセッティングをしながらだったので、いまいち集中できてないままの打ち合わせだったかもしれない。パソコンのセッティングといってもケーブルでつないだ程度だったんだけど、アッという間に起動できてしまう。私はMacなのでWindowsは使ったことがない。イマイチ操作がわからないが、なんとか覚えていけば使えるようになるかな。それにしてもパソコンは、もはや家電製品だよね。

打ち合わせの後はホール隣にある焼鳥屋「たなばた」で飲み。残念ながら私は車で来ていたためにウーロン茶。いつものことだが、飲みながらの話は政治とか行政の問題、クラシックやジャズの音楽話など、非常に多岐に渡る。私はもっぱら聞き役。自分より10~20年も長く生きてきた人たちの歴史や言葉は非常に勉強になるし、そういった環境の中で活動ができるというのは幸せなことだ。

それにしても佐藤さんのお酒の量がちょっと気になるかも。

※写真右手が芝さん、左が佐藤さん

■たなばた

今回は飲み屋さんのお話。いつも私たちが打ち合わせを終えた後に飲みに行くのは、ホールに隣接している「たなばた」という焼鳥屋さん。ごくごくフツーの飲み屋さんです。穏やかな女将さんが家庭的な料理を振る舞ってくれます。一見さんがフラリと立ち寄るには勇気のいる店って、結構ありますよね。この「たなばた」も外からは中の雰囲気をうかがい知ることはできないので、入りにくい感じですが、入ってしまえばラクチン空間てなもんです。

たまには地元の小さな飲み屋さんにフラリと入って、地元の話などをうかがってみるのも悪くないと思います。私は必ず佐藤さん&芝さんと行くので女将さんとジックリ話をしたことはないんですが、いろんな話を気さくに聞かしてくれるはずです。

理由は不明ですが、なぜか競馬好きの常連さんが多い店なので、競馬の話をしたくなったら行ってみるといいかも。意外な友だちができるかもしれません。

■すぎなみ文化通信

杉並区を中心にして配布されているミニコミ誌『すぎなみ文化通信』をご存知でしょうか? 創刊は1988年12月。なんと10数年も続いている月刊誌なんです。これを創刊された方が「AMANOホール」の運営者の一人である芝貞幸さん。これを会社員時代に立ち上げて継続させてきた芝さんのエネルギーには驚かされてしまいます。現在、芝さんは編集長を竹内ゆかりさんという女性に譲りながらも、しっかりと活動のバックを支えていらっしゃいます。

いきなり批判めいたことを書いてしまうので、思いっきり反感を買われてしまうかもしれませんが、「だいたい夢を語れる人は多いんですが、形にできない人って物凄く多いですから! 残念!!」と波田陽区ばりに斬りたくなってしまいたくなる人って、ものすごく多いと思います。途中で止めてしまった人に石を投げるつもりはありませんが、現実はそんなもんです。だからこそ芝さんのやられてきたことの凄さに頭が下がる思いです。

よく芝さんと話をするわけですが、非常に面白いことを言ってらっしゃいました。「何かをスタートさせたら、すぐに後継者作りを考えなくてはいけない。そうしないと必ず継続できなくなってしまう。主宰者なり、何かをやり出した人が最初にすべきことは、後継者をどうやって育てていくかなんです」。まさにその通り! 私には耳が痛い話でもあったわけなんですが……。

※写真は『すぎなみ文化通信』2005年1月号

■蚕糸の森公園のフリマ

なかなか忙しくて更新ができなくなっちゃってます。仕方ないですけど、仕方ないって言ってたらズルズル滞っていってしまいそうですね。ホントに毎日更新している方々には頭が下がります。これを書いているのは7日の朝なんですが、ちょっとズルして5日の日記にしちゃいます。

さて今回は「AMANOホール」のすぐそばにある蚕糸の森公園のフリマを紹介しておきましょう。今月は1月16日に行われます。時間は9時から15時。ちょうど「AMANOホール」の大新年会が開催される日ですね。ライブの前にちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。意外な掘り出し物が見つかるかもしれませんよ☆

■初コメントにニッコリ♪(わたなべの音楽の思い出)

ブログに初めてのコメントがつきました。すごく嬉しかったです。しかも『ハート・トゥ・アート』のことも知ってらっしゃる方のようで、私としては二重の喜びっていうヤツです。コメントをくださった方は「PS. ソング・ライター」さん。忌野清志郎さん&三宅伸治さんが大好きだそうで、とくに清志郎さんのことはかなり詳しく書かれています。読んでるだけで情熱が伝わってきます。

せっかく清志郎さんの名前が出たので、自己紹介もかねて私の思い出を少し書いておきましょう。忌野清志郎を初めて知ったのはRCサクセション時代。たしか中学か高校あたりです。イチバンよく聴いたアルバムはライブ盤『ラプソディ』かな。当時、私はバンドでベースをやっていたんですが、知り合いでベースをはじめたばかりの女の子に「よォーこそ」のベースを教えて欲しいと言われてコピーして教えた記憶が残っています。あれって、けっこう動きのあるベースソロみたいなのもあったし「初心者には無理だよ~」と言いながら教えていたような記憶が残ってます。

その頃のRCサクセションは飛ぶ鳥を落とす勢いっていうんですかね。日本の音楽(ロック)シーンの話題を独占していたような気がします。いや、それは過大評価しすぎか? YMOなどのテクノブームと話題を二分していたって感じかも。ちなみに私はP-MODELにハマリまくってました。ファーストの「IN A MODEL ROOM」など何回聴いたか記憶にありません。セカンドの「ランドセル」ではパワーダウンしちゃいましたが。

話をRCサクセションに戻しましょう。好きな曲を挙げろと言われたら「スローバラード」。これにトドメを刺します。彼には他にも名曲はいっぱいあるんでしょうが、当時、聴いたときにかなり感動しましたから。あとは「ダーリン・ミシン」。これは理由はありませんが自分の耳に馴染む曲だったみたいで、よく聴いてました。

そうそうバックのブラス隊「生活向上委員会」も良かったですね。彼らはテレビ朝日の「題名のない音楽会」に出演したことも記憶してます。真面目な顔して黛俊郎が彼らを紹介していたような記憶が残ってます。彼らを紹介した黛俊郎って、やっぱりスゴイ人だと思います。彼が死んだ後の「題名のない音楽会」など一度も見てません。※こんなこと書いておきながら、記憶違いだったら恥ずかしいですね(><)

ああ、それにしても懐かしい……。青春時代っていうヤツでしょうか。まぁ、今も私は青春してますけどね。身体は老人化してついていけなくなってしまいましたが……。

ということで『ハート・トゥ・アート』をやってる私がなぜに「AMANOホール」を? という疑問を持たれる方も少なからずいらっしゃるでしょうが、私は完全にアート側ではなく音楽側の人間だったりします。幼少時代にハーモニカや木琴からスタートし、小学1年からオルガン&ピアノ教室に通い、クラシックギターを手にしたのが小学5年。鼓笛隊でクラリネットを吹き、バントをやりはじめたのが中学……いまだに楽器を捨てられずに宝物としている状態です。もちろん今は残念ながら何も弾けない身体になってしまいましたが……。

当時、コンテストに出たりしていたのが懐かしいです(地方大会で落選しましたけど)。LMCではデビュー前のチェッカーズがすごく楽しいステージをやってましたし、スーパースランプや爆風銃もいました。そういえばチェッカーズのメンバーは上京したときには東高円寺周辺に住んでいたはず。

『ハート~』であまり積極的に音楽を扱わない理由は、好き過ぎるからですが、ひとつだけ大きな夢があるんですよね。これは具体的には口外しませんが、私が最高のジャズピアニストだと確信している●●●●氏を呼びたいんですよ。で、アートと融合させたパフォーマンスを実現させたいんですよ。いつ実現できるかは不明ですが……。ということで今回はわたなべの思い出をつらつらと書きながらの自己紹介でした。つーか、音楽の記憶を書き出したら止まらない感じになっちゃいます。かなりジャンルは偏ってますが(^^;

※写真は私の家宝のひとつ、リック・ニールセンのピックたち

■東高円寺のグルメスポット「リトルアジア」

スタートして、3日で書くことが無くなった……というわけではないが、毎日何かを書こうとすると、「今日はどうしようかなぁ……」と思う時が必ず訪れる。今日はそんな気分らしく、何を書こうか思いながらダラダラと“東高円寺”でヤフー&グーグル検索をしてみた。残念ながら「AMANOホール」はすぐには登場せず。

検索で目についたのが「リトルアジア」。ここは東高円寺駅そばにあるアジア料理店(杉並区高円寺南1-6-5 サマリヤビル1F  電話03-3318-3310)。とにかく評判がいいお店。ついでだから店についてのコメントが載っているサイトを2つほど紹介しておきます。「livedoor グルメ 」「関心空間」です。見てみてくださいね。「AMANOホール」のライブ前に「リトルアジア」で腹ごしらえするのはオススメコースかも。

ところで東高円寺の全体像をまとめたHPっていうのは無いのだろうか。簡単にしか検索していないが、どうやら無さそう。東高円寺にはバカでかい「蚕糸の森公園」があったりしてるので、大味(?)な街っていうイメージがあるけど、意外と侮れない部分もあるはず。「AMANOホール」のHPで情報をまとめてみるのもいいのかも。東高円寺情報掲示板でも作りましょうか。

では、「AMANOホール」で逢いましょう!

■ウリアナさんのライブ

さて今日は1月23日に行われるウリアナさんの「古箒&餃子ライブ」について書きましょう。ちなみにウリアナさんの名前を漢字で書くと「烏力亜娜」となるそうです。

彼女のご両親は内モンゴル歌舞団のメンバーだそうで。幼少時から音楽に囲まれた生活を送られてきたようです。古箏をはじめたのは12歳のとき。14歳で内モンゴル芸術学院に入学、19歳で卒業。その時点で「(古筝は)一生をかけて追求していくものである」と自覚されたそう。92年に内モンゴル、フフホト市民族歌舞団入団し、プロ奏者となったそうです。

ちなみに中国の伝統的楽器のひとつであり、日本の琴のルーツでもある古箏の起源は、紀元前5世紀から紀元前3世紀の戦国時代にまでさかのぼるそうです。最初は5弦ともいわれ、その後12弦、13弦と弦の数が増えていったらしいです。21弦となったのは1960年代のこと。一気に音域が拡大され、表現力豊かな楽器とになったそうで、演奏技術とともに発展し、独奏楽器として脚光をあびているそう。

ウリアナさんの演奏もモンゴルの大地を感じさせる雄大かつ情緒たっぷりで爽やかな世界を作り上げてくれるはず。ぜひぜひドップリと古箏の音色を感じに来てくださいね。

こないだも書きましたが、当日は中国人であるご主人の「手作り餃子パーティー」も行われます。作りたての餃子を食べながらライブを楽しめる機会はなかなかありません。ご夫婦揃って和やかな空間を演出してくれることでしょう。さらに現段階ではハッキリしていませんが、当日はマル秘ゲストも参加する可能性があります。その方も別の楽器の演奏家。古箒とマル秘ゲストのコラボレーションも楽しみです。マル秘ゲストに関しては、確定次第、お知らせいたしますね。

では、「AMANOホール」で逢いましょう!

※写真の餃子はイメージです。