■「みながわじゅんさん」のこと | 「AMANOホール」で逢いましょう

■「みながわじゅんさん」のこと

さて昨日もスケジュール告知で簡単に紹介しましたが、来月の30日に登場する「みながわじゅんさん」のことを書きましょう。私がみながわさんと初めて遭遇したのは今年の夏。まだ知り合ってから日が浅いんです。遭遇したのは阿佐ヶ谷にある「NPOボランティアセンター」。このセンターが主催するビールパーティーで初めてお会いしました。たしかキリンビールの方を招いてのビールの話と交流会パーティーだったんですが、そこでみながわさんは観客のリクエストに応え、即興で「ビールの唄」を歌われました。それを拝見して思わず声をかけたのがきっかけなんです。

仕事柄(?)、気になった人には声をかけるようにしているんですが、なかなか初めての人に声をかけるっていうのは勇気のいることです。図々し過ぎると言われている
私自身も本当は躊躇してるんですが、この日ばかりは躊躇してはいられない! という思いで突撃したことを覚えております。

みながわさんに対して感心していることは、エンターテインメント精神に溢れていることです。とにかく場にいる方を喜ばせよう! 楽しませよう! というスピリットを感じさせます。本人も「音楽は二の次ですよ」なんて謙遜しておっしゃってますが、客いじりをしながらの芸人を彷彿とさせるトークには頭が下がるばかりです。

もちろん「ミュージシャンが客いじりやトークをするなんて許せない!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、トークでお客さんの心を暖めて開かせ、自分の唄を染み込ませていくのも、アリだと私は思います。

とにかく葬儀屋さん出身という異色な経歴や戦隊シリーズものが好きだというキャラをフル稼働しての話芸は抱腹絶倒。これは大袈裟に言っているのではありません。若い人から年輩の方まで同じように楽しませる話芸は誰にでもできることではありません(本人はかなり疲れるんでしょうが……)。

キャラのことばかり話が先行しましたが、音楽も味わい深いんです。噛めば噛むほど味が出るっていう感じです。“命”や“家族”をテーマにしたオリジナルソングはホロリとさせられます。もちろんガハハと笑わされます。本人にとってハードなことなんでしょうが、即興的に唄を作っちゃったりもします。

05年は『攻める』年! と目標を掲げて邁進するみながわさんの勇姿をぜひ見に来てくださいね。

では、「AMANOホール」で逢いましょう!